割れた音を修復

音響機器は信号を受信するそれぞれの端子で、許容できる信号の強さに限界があります。この限界を超えると「バリバリ」という音が発生します。この「バリバリ」という音を無くし、ストレスが少ない音声データを作り出すサービスを行っています。

デジタル機器で録音すると、限界の音量を超えてしまった場合、すぐに「バリバリ」という音が加わってしまいます。アナログ機器の場合、限界の音量を超えるごとに少しずつ音が割れていくことが多いです。

【事例】 バンドの音をiPhoneで録音したが、音が割れてしまった。

iPhoneは元々マイクの感度が高めに設定されていますので、バンドの音や、多少賑やかなところで録音すると、すぐに音が割れてしまう傾向があります。

この事例では、全体の音が割れたところを修復する作業だけを行います。以下は事例のサンプルです。(音量がかなり大きいのでご注意ください)

元の音声

「バリバリ」という音がかなりの頻度で聴かれます。

修復後の音声

「バリバリ」という音が消えています。この処理を施す場合には3db~10dbほど、全体の音量を下げることが多いです。音量を上げたい場合は、この処理で現れた大きい音を押さえ込んでから、音量を上げます。